となりの家 その1 の
Kadekのおばあちゃん(dadong→だどん)です。
なんかおでこについてますけど・・・・?
実はこれ、
お薬(obat→おばっ)なんです。バリ独自の自家製お薬です。
boreh(ぼれ)と言います。
この日、dadongは頭痛に悩まされ、自ら薬を作り使用している、というわけです。
初めてこの薬をおでこのみならず、顔面全部に塗りたくっている人を見た時、
「なんでこの人、顔に泥を・・・?エステ効果・・?まさか、じいちゃんやし・・・?」と、とても不思議でした。
しかも、じいちゃん、ばあちゃんのみならず、若いお嬢さんがショップの店番してる時にでさえ、これを顔全部に塗ってたのを目撃した時には、
ひっくり返りそうになりました。
話によると、本当にこのお薬はよく効くんだそうです。安上がりだし。
さて、気になるこのトラディッショナル
お薬の中身はと言いますと・・・・・
普通に食べる
お米(beras→ぶらす)とこの
kencur(くんちゅる)という調味料を作る時に使います。
ぱっと見はしょうがみたいな感じ。
これらを
サンバルを作る時に使う石でできたすりばち(cobek→ちょべっ)で、すりつぶして水を入れながらよくねります。
それをペタペタおでこになすり付ける、とまあ、たったこれだけです。
半日位でおでこの上、もしくは顔中ですっかり乾いてパラパラ状態に。
それで、すっかりよくなる・・・らしいです。
じぃ~っと見てるとなんだか良さそう。babi子も一度挑戦してみようかと思案中・・・もしかしたらパック効果もあるかもしれない・・・。かすかな期待(?)