lembuとガムラン隊とお供え隊の練り歩きは葬儀場まで。
と言っても、木々に囲まれたお墓(土葬しておく場所)が
そのまま葬儀場・火葬場となるんです。
到着
それぞれ置く場所は決められてるみたいです
( ̄O ̄;) ウォッ! す・すごいっ!
このlembuは他のバンジャールから
家族親戚が自分の家のlembuにお供え物をセッティング
一通りお祈りをささげた後、いよいよ一斉に火葬!
燃えていく・・・
更に燃えていく・・・
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よ~く見ると骨が・・・
この後、灰となったlembuやお供え物、そして骨の灰を集めます。
12日後にこの灰を海に(村によっては川に)流します。
なので各バンジャールではお葬式後の葬儀礼の準備。
そのためのbantanの準備をしています。
この海での葬儀礼も大勢の村人が参加するために、
なんと何台かのトラックの荷台にbantanと共に乗って海に向かうんです。
( ̄△ ̄;)エッ・・? 荷台?いいの??
はい。
OK!!( ̄▽ ̄)なんですよね~、これが。(笑)
その後、今度は灰を流した後の海の水を瓶に入れ、
何日もかけて死者を祭るお寺(何箇所もあるそうです。おわっ!)に行き、
この水を各お寺に置いてくるそうです。
その後すこ~しだけ残った水を家のサンガ(家の守り祠のような感じです。)に
置くんだそう・・・。
結局、故人の骨ひとかけらもお墓にはありませんし、
(お墓は遺体安置所って感じですよね・・。)
仏壇にお骨を祭る事も無く、海に流した・・・海に帰った?その水のみ。
その水でさえも、死者を祭る各お寺に持っていくし・・・・。
故人の有機物ってなんにも残らないバリヒンドゥ教の葬儀方法。
これって多分、『輪廻転生』 って考えから来てることだと思います。
(バリでの輪廻転生ってすぐに訪れるらしいです。)
故人の肉体は無くなっても魂はまた生き返る・・・・。
なので、その無くなった肉体は意味を持たず、
それよりもその魂がより良い場所に行き、
その後、また良い状況で肉体を持つことができるように・・・・・。
そんな感じじゃ~ないでしょうかね?
話によると・・・・・・・、
亡くなった方は生まれ変わる前はそれぞれのお寺で働いているそうです。
お掃除したり、門番したり・・・・。
もちろん、私達生きている普通の人間にはその姿は見えませんけど。(笑)
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